前回は、”静けさ”のお話をしました。
(<入力を、止めること>。。。でしたね)
ここからは、いよいよ「自分と対話する」ための、具体的な理解の話に入っていきます。
最初のテーマは、【感情】です。
というのも、約20年カウンセラーをやってきて、
どんなお悩みの下にも、たいてい同じものが埋まっていたからです。
それは、”読まれていない感情”でした。
わたしたちは、感情についてこんなふうに教わって育ちませんでしたか?
「感情的になるのはみっともない!」
「泣いてないで、ちゃんとしなさい!」
「いつまでも怒ってるんじゃありません!」
。。。つまり、感情は”抑えるべき厄介者”だと。
大人になってからも、
「ネガティブな気持ちはダメ」「いつもポジティブでいなきゃ」
なんて言われたりしますよね。
まじめな方ほど、「感情的にならない自分」を、ずっと頑張ってこられたと思うのです。
でも今日、その前提を、ひっくり返させてください。
感情は、敵ではありません。
感情は、【情報】です。
あなたの内側から届く、”報告書”なんです。
たとえば。
「怒り」は、<あなたの大切なものが、軽視されたり踏みにじられましたよ>という報告書。
(だから怒りの奥を開けると、たいてい”悲しみ”が入っています)
「不安」は、<準備がまだ足りていないか、先のことを考えすぎている思考過多>という報告書。
「悲しみ」は、<それだけあなたにとって大切なものだったのですよ>という報告書。
それだけ、愛していたということですね。
こう見ていくと、わかると思うのです。
感情に、良いも悪いもないのです。
ぜんぶ、あなたに何かを報せに来た、《エネルギーの動き》です。
問題は、感情そのものではなく、
報告書を”未読”のまま溜めていくことのほうにあります。
未読の報告書は、消えません。
読まれるまで、何度でも届きます。
しかも、無視されるほど、封筒はどんどん大きくなっていきますw
(第5回でお話した<アラート>と、同じ仕組みですね)
小さなイライラを見ないふりし続けて、ある日ドカンと爆発してしまう。。。
あれは感情が凶暴なのではなく、
未読が溜まりすぎた、というだけのことなのです。
逆に、不思議なもので。。。
読まれた感情は、ちゃんと帰っていきます。
「ああ、わたし、悲しかったんだ」
そう認めた瞬間、胸のあたりが、ふっとゆるむ。
あの感覚を、経験したことがある方も多いのではないでしょうか。
わたしが電話占いのループから抜けたのも、
「愛されなくて、悲しかったんだ」と、自分で認めたあの瞬間からでした(第2回)。
感情の扱いには、【順番】があるんです。
まず、読む(認める)。
それから、自分の中に《受け入れる》。
つらいのは、読んだり、受け入れる前に「なかったこと」にするからなんですね。
「こんなことで落ち込んじゃダメ」と、未読のままフタをして、
無理やり前を向こうとするから、苦しくなる。
順番さえ守れば、感情はあなたの敵どころか、
内側の状態を教えてくれる、いちばん正直な味方になります!
さてここで、AIの話もしておきましょう。
モヤモヤをAIに吐き出すのは、とても良いことだと思います(第2回の”痛み止め”です)。
AIは、感情の名前の”候補”を出すのもうまいです。
でも、「これだ!」と読むことだけは、あなたにしかできません。
「これだ!」となった時、感情は初めて腹落ち=咀嚼されるのですよ('ω')ノ
《今週の5分のワーク》
今週、心が動いた場面をひとつ思い出して、その感情に”名前”をつけてみてください。
怒り、悲しみ、不安、寂しさ、悔しさ。。。近い言葉でOKです。
名前をつけたら、その感情にひとつだけ聞いてみるのです。
「あなたは、何を報せに来てくれたの?」
すぐに答えが出なくても、それはそれでOK。
宛名のあなたが封を開けただけで、報告書の仕事は、半分終わっていますから!
次回は「『いい気分』は、甘えではない」についてお話します。
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🙋【毎週一緒にワークしませんか?】🙋
この連載のワーク、
わたしのオンラインサロンでは、毎週メンバーさんと一緒に取り組んでいます。
ひとりではなかなか向き合えないことも、仲間と一緒だから大丈夫(’ω’)ノ
よかったらみんなと一緒に「自分」との対話はじめてみてくださいね。
(当該週はみちよがコメント返ししています(’ω’)ノ)
(※本連載は毎週土曜の朝にお届けします)


